ビデオ信号の入力側では、終端抵抗75オームをGNDとの間に入れなければならない。
それがこの世界のルールだそうで。
そいつは知りませんでした。
てっきりMoverioさんが、内部で対応してくれているもんだとばかり。
どうやらそうではないらしいとわかり、ビデオ入力ボードを改造修理することにしました。
ついでに配線の取り回しを調整し、FRISKケースにすっきり収まるようにと改良。
こんな感じです。

別の角度からみたところ。

近くでみると仕上げの悪い部分が目立ちますが、日曜工作としてはこんなもんでしょう。
今回は、ヤフオクで買った「ルーペ付精密作業台」を使って、作業を合理化しました。
基板の固定ができる上に、両手をフリーに使いながら手元を拡大できるので、とても便利です。
部品固定用のクランプもあわせて使ったので、作業の要領が良くなりました。
図書館で半田付けの教本を立ち読みした成果あり。半田の極意は、「ワークの固定」だそうです。
これが精密作業台。

半田コテ用スタンドも付いています。これならコテ台を買う必要がなかったな
さて、改造の成果ですが、改造前後の表示画像をアップします。
Moverioのディスプレイ内をスマホで接写したので、みにくい画像ですが、それなりに違いはみて取れると思います。
まずは、改造前。

画像の上方、遠くの景色が白トビしています。
次は、改造後の画像。

向こうの山が映っています。
改造成功といえるでしょう。
これでブラウン管テレビしかない自宅の書斎でも、(疑似)大画面でDVDやLDを鑑賞できます。
Moverioでアクションゲームをプレイするのも、楽しそうですね。
これはすべて個人の暴走である。