主人公は覆面のSuper Hero「Kick-Ass」として活躍(?)していた高校生なのであるが、Hit-Girlが普通の高校生になろうとして悩み苦しむ姿も描かれています。
随所にコミカルな場面をちりばめているのであるが、なかなかにシリアスなストーリー展開であり、高校生の物語としては重たすぎるだろうという部分も多々あります。
そこはフィクションであり、犯罪大国アメリカの水準としては「アリ」なのでしょう。
クロエ・グレース・モレッツは、ハリウッド版の芦田真菜という感じでしたが、美人というよりも「Funny Face」という部類の顔立ち。(個人の感想です)
汚れ役ともいえる「モールス」での少女役。「ヒューゴの不思議な発明」では、主人公ヒューゴの友達役なども印象的でした。
そのモレッツが、バタフライ・ナイフをみごとな手つきで振り回すアンマッチさが、「Kick-Ass」の見どころになっていました。
表情が豊かで、親しみやすさもあるので、大人になっても活躍を続けられるのではないでしょうか。
個人的には、今後も「Hit-Girl」の活躍を観てみたいところです。
これはすべて個人の印象です。