小説なら「ミステリー」と「SF」。
コミックなら「スポーツ漫画」とか「ファンタジー」も読む。
「歴史」というのは、あまり得意なジャンルではないのだが……。
これも巡り合わせであろう。
ゴリゴリのアクションとか、手の込んだミステリーとかを書いてみたいという意欲がわいてこない。
わいてこないということは、向いていないのかもしれない。
しかし、書いてみないことには向き不向きも分からない。
いずれ短編でもトライしてみるべきかと考えている。
剣術なら「小太刀」。一見、長刀に対して明らかに不利な小太刀をなぜ流儀にするのか?
不利を有利に替える術理があった筈である。そういうところを話にする。
たとえば「便利屋」。何でもない雑用の依頼が、謎ときに発展していく。
ただの便利屋じゃひねりがないので、ネット上の便利屋というのはどうだ? 「Yahoo!知恵袋」みたいな感じで、「悪知恵袋」。人に聞けない闇の質問に有料で答えを与える。
たとえば「人類デジタル化」。人格そのもののデジタル化である。自我の移植までできるようになったら、どうか。
不老不死だし、食料問題も解決する訳だが。
結局、自分にとってストーリーというものは天から降りてくるものではなく、あくまでもひねり出すもののようだ。
凡人だね。
それならそれで、「ひとりブレイン・ストーミング」をやればよい。テクニックは知っている。
そう考えると、何とかなりそうにも思えてくる。
やる気の問題だな。