メールの送信記録以外にも、警察および検察が疑う理由があったはずだ。
ネット上での発言や行動歴、そういうものが当局が想定する犯人像に合致したからこそ、逮捕に及んだのであろう。
2ちゃんねるなどのネット世界で、猫大王は「被害者」たちのことを知り、ダミーに仕立て上げたのであろう。
容疑者扱いされた人たちにとっては、とんでもないとばっちりである。
警察検察が大いに反省すべきなのは、いうまでもない。
恐ろしいのは、誰もがある日、容疑者にされる可能性があるということだ。
ネットの匿名性伝説は、既に破綻した。
現代人は、異郷を旅する人のように、自らの身を守らねば無事に生きていけない。
言ってみれば、インフルエンザ予防みたいなものか。
病原菌に悪意はないが、ネット・ウイルスの方は悪意の塊なので、甚だ始末が悪い。
そっと鎖帷子をまとって歩こう。
これはすべて想像の産物である。
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