那覇の居酒屋ですが沖縄料理は置いていません。内地の旬な食材を沖縄の人に食べてもらう、と言うコンセプトのお店です。値段は沖縄価格、外観は魚市場テーマパーク、サービスは若さと元気、居心地はダイニングバー、と五感を漏れなく刺激する居酒屋です。。

来店客の95%が注文するのは刺身の「箱盛」@500円、日本各地の産直刺身に週替わりの目玉商品(赤貝、ボタンエビ、サザエ、生のホタルイカ…ETC)の盛り合わせです。もう一品はホタテガイの刺身/バター焼き@350円。業界用語でいうところの原価率は100%に限りなく近いと思われます。

当然地元沖縄では大人気で那覇を中心に多業態で店舗展開をしている模様ですが同様な名前で東京近郊にお店が有るので関係を伺ってみると「あちらは築地直送仲買人 目利きの銀次、と称していますが無関係です。」との事。この業界では赤い居酒屋、白い居酒屋とパクリ合いは良くあるらしく、おまけに内地の銀次さんは店名の商標登録も済み、とか・・・いやはや。

さりとて名前やデザインはマネできてもそれ以外はやはり本家には及ばず、「なんくるないさ」と達観された様子でした。
わたし的旬なアラカン生活

わたし的旬なアラカン生活


わたし的旬なアラカン生活

大阪出張に合わせ、予てよりリストアップした中からの初来店。

寿司屋でもつまみ系と握り中心派がいるように、最近の焼鳥も多様化が進んでいるようです。いずれにしても基本的な部分がしっかりしていないと顧客の評価は得られない訳ですが、「市松」は焼鳥が秀逸なのは当然ですが、合いの手に出される逸品が楽しいお店です。

例えば

鶏肝のブリュレ バケットに添えて

燻製卵のネギ油ソース(エッグスタンドに立てて) 漫画の「美味しんぼ」ではトリュフソースだったかな?

かすサンド(鶏の油をカリカリに焼いてトーストに挟んだもの)

レンコン(炭火焼)

カチョカヴァッロ(吉田牧場の瓢箪形のチーズ)の焼物…とろける寸前

土瓶蒸し風の鳥スープ

チキンラーメン(〆の極細麺…お・い・し・い・!

お酒も日本酒通垂涎の銘柄に加えて、いまどきの焼鳥屋必須のワインも充実(グラス有り)。


私は最初のオードブルに合わせてトウーレーヌの白、その後は広島の竹鶴をぬる燗で。

個室とカウンター7,8席のなので予約をお勧めします。

海外の有名レストランの日本進出は多いようですが、イタリア人により日本で開業されて日本に根付いている本場イタリアンと言えばやはりこちらでしょうか。イタリアと言っても日本と同じく北と南では料理やワインも多種多様ですが、こちらは「長靴のつま先」のカラブリア地方の味ともてなしです。醸し出す雰囲気は中華街やイタリア人街のレストランに入った時の様に独特の疑似トリップの感覚が味わえました。

外人(イタリア人?)のお客様が多いと聞いていたのですが、私たちの行った日はたまたまか女性が多かったようです。

料理は一通り味わいたかったのでコースでお願いしました。

・アンティパスト(前菜)少しずつ数種類

・パスタ 2種類

・メイン 魚と肉を少しずつ

・デザート

ワインはカラブリア地方のハウスワインボトルがお値段もお手頃。

以前、イタリアンブームの時は何処に行っても「ボナセーラ」「ボナセーラ」と、やや辟易とする割にテーブルの気配りが今一つ、が多いようでしたがこちらの気配りはつかず離れずの絶妙の距離感がプロを感じました。

帰る時に「楽しかった」と思えるお店でした。