昨年12月から始めた試行では、年間700万円のコストがかかると試算しました。

 パート2.5名分の人件費(営業とデータ等の受け渡し、アップロード、削除で2名、サイトの管理、請求などの会計、総務で0.5名)と、自社サーバーの維持管理費、営業の電話代、ガソリン代、広告宣伝費、部屋の使用料、パソコンなどの機材の使用料、消耗品費などです。

 これを賄うには、有料掲載を5,000円とすれば毎日4件ずつで黒字になります。

 掲載数からいくと、この辺が妥当でした。



 しかし、

 中小零細事業者がかける広告費を考えると、誰もが出せる金額としては2,000円だなと、

 長年、商工会の経営指導員を務めてきた代表が考え決定しました。

 毎日10件ずつの有料掲載がコンスタントにあってやっと黒字になる金額です。とても無理です。

 採算からではなく利用者側から考えて料金を決めました。



 ところが営業をすると質問攻めにあってしまい、

 ホームページに詳しい説明があっても電話やメールのやり取りで、さらにコストが増大してしまいます。



 そこで、掲載をすべて無料にする代わりに、コストを大幅に削減することで事業を維持していこうと考えたのです。



 アップロードと削除はご自分でやっていただきます。(システム開発で、また大きなコストがかかってしまいましたが)

 訪問営業と電話営業をすべてやめます。(メール送信だけにします)

 電話サポートは行いません。(ホームページ内ですべて説明します)

 広告はいっさいしません。(皆さんにPRしていただきます)

 自社サーバーをやめて共用サーバーにします。
 
 自分でアップロードすることになると不適切な掲載も出てくることが考えられます。事務局もパトロールしますが、皆さんからも通報でご協力いただきます。