今日の北海道新聞の投書欄で発見。


「心の片隅に残る向田さんの随筆」


向田邦子さんのエッセーは大好きだけど

『手袋をさがす』 って読んだことがない。


本当に欲しいもの、やりたいことを見つけるまでは、

安易に妥協はしない生き方の象徴が 「手袋」 だ。


なんだそりゃと思って、さっそ読んでみた。


気に入った手袋が見つからないという理由だけで、

ひと冬、手袋なしで過ごした、若いころの向田さん。


「君のいまやっていることは、ひょっとしたら

手袋だけの問題ではないかも知れないねえ」


会社の上司の的を射た忠告。


真剣に考えて出した結論は・・・・・(絶句)


同世代の女性には読んでほしくない作品かも。


私は 「清貧」 ということばが嫌いです。

それと 「謙遜」 ということばも好きになれません。


清貧は、やせがまん。

謙遜は、おごりと偽善に見えてならないのです。


辛辣な言葉。 間違いなく私とは性格が合わない。

だけど、お付き合いするのはこんな女性ばっかり。

これが水木しげる氏が言う "天の配剤"なのかも。