年賀状を書く季節になりました。
(私は出しませんが)
来年の干支は 「寅」 ということもあり
例年に比べて 色使いが華やかです。
飼い猫を むりやり虎にしたような
年賀状のサンプルもありました。
まぁ、「猫年」 は ないですからね。
飼い主の気持ちはよくわかります。
でも、カタいこと言うと、 「寅年」 も、
「虎年」 ではなかったんですけどね。
子、丑、寅、卯、辰、巳・・・
というのは、もともと数を数えるときのコトバで
覚えやすいように 動物の名をあてはめただけ。
鼠、牛、虎・・・なんて意味は全くなかった。
陳舜臣さんのエッセイに そう書いてます。
想像の動物を十二支に入れるのは、非科学的だと言って、
龍を実在のパンダに変えよ と主張した人がいたが、
これはさすがに賛成者が すくなかったようだ。
- 『六甲随筆』 より
ふふふ。 おもしろいですね、パンダ年
パンダは、中国では 「大熊猫」 と書くから、
縮めて 「猫年」 になってたかもしれないけど