10月に入りました ![]()
今日はなかなか忙しかったです。
いろんな経営者さんとお会いしたのですが
貸金業法の改正の話がけっこう出てました。
2010年6月18日に完全施行される改正貸金業法。
変更箇所は多々ありますが、
一番注目されるのは 「総量規制の導入」 です。
利用者の借入金総額を 年収の3分の1 に制限する制度。
返済能力を超えた貸付けを禁止するのが目的なのですが
中小零細企業の経営者さんにとっては かなりの打撃です。
経営者さんは業績が落ち込んでくると
まず自分自身の役員報酬を削ります。
そして、自分名義のカードで調達したお金を
生活資金にしたり、会社に貸付けたりしています。
通常の融資では 審査が厳しいし 時間もかかってしまうので
カードローンで短期的に回しているところはとても多いのです。
制度の導入を8カ月後に控え、
経営者のもとには 現在の年収を確認する
金融機関からの封書が届き出したとのこと。
経営者さんにとっては まさに "死活問題"。
借入金の返済猶予より、優先すべき課題かもしれません。