新聞で読むところは 週刊誌の広告欄だけ。


という人がいました


まぁ、刺激的な週刊誌の見出しと比べると、

新聞記事は無味乾燥でつまらないのでしょう。


私は、一般紙に週刊誌広告を載せてほしくありません。

芸能人のスキャンダルネタはスポーツ紙で充分です。


昔の新聞は もっと硬派だったでしょうに

"平和ボケ" してるというかなんというか・・・


と思ってましたが、実はそうでもないのです。


昭和初期の新聞を読むと

週刊誌広告どころか記事として

スキャンダルを取り上げています。


しかも、その見出したるや凄まじく、


大木伯家をめぐる悲劇

家付の夫人離別さる

異母弟との道ならぬ家出に

愛児の出生を境に夫人の乱行は始まる


奇怪 柳原義光伯に乱倫極まる行為

寵を受けた男の脅迫から変態的全貌を暴露


- 千田稔 著 / 『明治・大正・昭和 華族事件簿』


・・・今なら名誉毀損で訴えられているでしょう。


当時の庶民の興味の対象は 華族。


公家や大名家、明治の元勲など

いわゆる 「血筋のよい人」 たち。


そんな人たちが没落していくのがたまらない (・∀・)


というわけです。


日本人は 昔からゴシップが大好きだったのですね。