総選挙がおこなわれるたびに
新聞や報道番組で取り上げられる
最高裁判所裁判官の国民審査制度
今まで罷免されたのは1人もいない
無意味な制度だ と 批判されるけど
私はいないほうが 健全だと思う
「法の番人」 は ポピュリズムとは
最も遠いところにいなくてはならない
だから、罷免したい人には×
それ以外の人には記入しない
という今の方式のままでいい
○×式の 「人気投票」 にすると弊害が大きすぎる
人間性が問われるような裁判官がいても
弾劾裁判所で罷免することはできるので
国民審査は いわば 「非常手段」 である
現在の制度は税金の無駄、という意見はごもっとも。
でも、憲法に規定されているんだから しょうがない。
もし、憲法を改正することになったら
国民審査をおこなうのは リコールの署名が
一定数を超えた場合等に限定すればよい。