四季は、なほ、定まれる序あり。死期は序を待たず。
死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり。
人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、
覚えずして来る。
ー 『徒然草』 第百五十五段
飯島愛さんの訃報には驚いた・・・
「死」 は 四季のように順番には巡ってこない。
人間いつか死ぬのはわかっているけど
まだまだ先のことだと思いがちである。
暫しも滞らず、直ちに行ひゆくものなり。
されば、真俗につけて、必ず果し遂げんと思はん事は、
機嫌(時機)を言ふべからず。
とかくのもよひなく、足を踏み止むまじきなり。
物事をスムースに運ぶには
時機というものが重要である
でも、時機を見計らっているうちに
病気や死が突然やってきたりする
どうしてもやりたいことがあるのなら
とにかく 一歩踏み出してみること
それが大事