中島公園の日本庭園にある
八窓庵 は 道内第1号の 「国宝」
(現在は 「国指定重要無形文化財」)
その名の通り8つの窓がある茶室です
雪の重みで半壊した箇所が修復され
10月5日~13日 に 一般公開しました
私が思う 八窓庵の魅力 は
いい感じに曲がった中柱と
(内部が立入禁止なので写せず)
正面の庇の上部にある
「忘筌」 と書かれた扁額でしょうか
この言葉は 『荘子』 の中に出てくる
「筌は魚に在る所以なり。魚を得て筌を忘る。
蹄は兎に在る所以なり。兎を得て蹄を忘る。」
という言葉に由来している。ということ。
目的を果たした後はそれに使った
道具のことは忘れてもよい。という意味らしい
あくまでも道具は 「手段」 であって
本来の 「目的」 には なりえない。
茶道だけでなく 人生全般の戒めにもなる言葉です