サッカーW杯カタール大会(2022年)のアジア最終予選で、日本(FIFAランキング26位)はオーストラリア(同32位)とホーム(埼玉スタジアム)で対戦し、2-1で勝利した。
日本は、前半9分に左サイドからのクロスボールを相手DFが空振るミスから、フリーでボールを受けた田中碧が落ち着いてゴール左隅に流し込み、先制に成功した。しかし、後半25分にペナルティーエリア中央付近で守田英正が献上したFK(一旦はPKの判定が下されたものの、VARで判定が覆った)からフルスティッチがゴール左上ポストの直下を叩く強烈なシュートを放ち、オーストラリアが同点に追いついた。このままドロー決着になると思われた後半41分に、浅野拓磨が後方からのロングフィードを受けて抜け出し、ペナルティーエリアの左サイドから左足を振り抜き、相手GKがシュートを手で弾いた後に、右ポストに当たったボールがオーストラリアの選手に当たって、オウンゴールとなった。これが劇的な決勝点となり、日本は通算2勝2敗で勝ち点6とし、オーストラリアは3勝1敗で同9となった。
日本の次戦は11月11日に行われ、アウェーでベトナム(同95位)と対戦する。