○FC東京2-1川崎●(2日、味スタ)
川崎の大久保が三浦(横浜FC)のJ1通算得点を抜き、単独4位となる140点目をヘディングで決めたのは前半21分。公約通り、三浦のパフォーマンス「カズダンス」を披露して、試合後には、磐田などで活躍した中山の持つ1位の157点を次の目標に掲げた。しかし、喜びは半分。「もったいない。悔しい」と、逆転負けに残念無念の表情だ。
大久保を悔しがらせたのは、22歳のFC東京の武藤。大久保より10歳若いストライカーはスピードのあるドリブルで、川崎の車屋の反則を呼び、2枚目の警告で退場に追い込んだ。ここで流れは一気にFC東京へ傾いた。
そして勝ち越しゴール。太田のFKにニアサイドへと飛び込み、頭で決めた。「ずーっとファー(遠いサイド)に行っていたので、相手も油断していると思った」と、狙いはぴったりだった。
このFKも武藤自身が獲得したもの。ゴール前で川崎のエウシーニョに阻まれてシュートを打てず、いったんはボールを失いかけた。しかし、あきらめずに追いかけて体を入れると、エウシーニョは思わずファウル。太田のFKとなった。
欧州移籍が話題となる武藤だが「今はFC東京でしっかり仕事がしたい」と、好調のチームへの貢献を誓う。最後までボールを追う泥臭さと速さが、ベテランの大久保から、主役の座を奪った。
川崎の大久保が三浦(横浜FC)のJ1通算得点を抜き、単独4位となる140点目をヘディングで決めたのは前半21分。公約通り、三浦のパフォーマンス「カズダンス」を披露して、試合後には、磐田などで活躍した中山の持つ1位の157点を次の目標に掲げた。しかし、喜びは半分。「もったいない。悔しい」と、逆転負けに残念無念の表情だ。
大久保を悔しがらせたのは、22歳のFC東京の武藤。大久保より10歳若いストライカーはスピードのあるドリブルで、川崎の車屋の反則を呼び、2枚目の警告で退場に追い込んだ。ここで流れは一気にFC東京へ傾いた。
そして勝ち越しゴール。太田のFKにニアサイドへと飛び込み、頭で決めた。「ずーっとファー(遠いサイド)に行っていたので、相手も油断していると思った」と、狙いはぴったりだった。
このFKも武藤自身が獲得したもの。ゴール前で川崎のエウシーニョに阻まれてシュートを打てず、いったんはボールを失いかけた。しかし、あきらめずに追いかけて体を入れると、エウシーニョは思わずファウル。太田のFKとなった。
欧州移籍が話題となる武藤だが「今はFC東京でしっかり仕事がしたい」と、好調のチームへの貢献を誓う。最後までボールを追う泥臭さと速さが、ベテランの大久保から、主役の座を奪った。