◇テニス全豪オープン第8日 男子シングルス4回戦 錦織圭 6―3、6―3、6―3 ダビド・フェレール(2015年1月26日 メルボルン)

過去6勝3敗、昨年は4戦全勝と相性のいいダビド・フェレール(32=スペイン)にストレート勝ち。昨年の全米オープンに続き四大大会で2大会連続、全豪では3年ぶりとなる8強入りを決めた錦織圭(25)は充実の表情で試合を振り返った。

「少しビックリしています。この相手(フェレール)に3セット(ストレート)で勝つのは初めてなので。ファイナル(フルセット)を覚悟していたので、大きな舞台で、こういう形で勝てて本当にうれしい」

過去9回の対戦でフルセットまでもつれたのは実に7回。ストレートで試合が終わったのはフェレールが勝った2試合だけで、錦織がストレート勝ちしたのは初めてだった。

世界ランキングでは5位の錦織に対し、フェレールは9位だが、錦織にとっては「挑戦者の気持ちになって臨める相手」でもあり、序盤から積極的に攻めた。フェレールの粘りに苦しめられる場面もあったが、ここぞの場面で抜群の集中力を発揮して、つけ入るスキを与えなかった。

全豪初の4強がかかる準々決勝は前年覇者のスタン・ワウリンカ(29=スイス)との対戦。昨年の全米ではフルセットの末に勝利している相手だが、錦織は「アグレッシブで、いいプレーをしていると思う。負けないように頑張ります」と警戒心を強める。悲願の四大大会初制覇へ、着実に前進している。