フィギュアスケートの全日本選手権の第2日は27日、長野市のビッグハットであり、男子は羽生結弦が合計286・86点で3連覇を飾り、来年3月の世界選手権(中国・上海)の代表入りも決めた。男子の3連覇は2005~07年の高橋大輔以来。ショートプログラム(SP)首位の羽生はこの日のフリーでも192・50点をマークし、1位となった。

SP3位で17歳の宇野昌磨が総合2位に入った。小塚崇彦がSP6位から巻き返して総合3位。SP2位の町田樹は総合4位に終わった。SP5位の無良崇人は総合5位。SP7位で14歳の山本草太が総合6位に食い込んだ。

女子SPでは、18歳の本郷理華が66・70点で首位発進。宮原知子が64・48点で2位、13歳の樋口新葉が64・35点で3位につけた。中塩美悠が60・07点で4位、加藤利緒菜が58・10点で5位、永井優香が58・00点で6位。ソチ五輪代表の村上佳菜子は57・55点の9位と大きく出遅れた。