◇ア・リーグ レンジャーズ4―2ヤンキース(2014年7月28日 アーリントン)

レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)は28日(日本時間29日)、本拠地でのヤンキース戦に先発し、7回9安打2失点で10勝目(6敗)を挙げた。メジャーデビューから3年連続の2桁勝利は野茂以来(95~97年、ドジャース)の快挙。試合はレンジャーズが4―2で勝った。

初回にジーターに初安打を許したが後続を断つと、2回先頭をエラーで出すも次打者を併殺に打ち取るなど快調な滑り出し。3回先頭のイチロー、アルモンテを連続三振で2死を取ったがガードナーに前回登板から2戦連続でソロ本塁打を浴び先制点を許した。

4回は2走者を許すもイチローを内野ゴロ、ロバーツを三振に仕留めて切り抜けたが5回1死で再びガードナーにソロ本塁打を浴びリードを広げられた。この後は四球を出したが得点は許さず、リードをもらった6回は3者凡退だった。

球数が90を超えた7回はイチローを投ゴロ、アルモンテを中飛で2死を取ったがこの日2本塁打されているガードナー、ジーターの連打、盗塁で二、三塁とされたがマキャンを三振に仕留めてしのいだ。

レンジャーズ打線は5回にアンドルス、ベルトレの適時打で追いつくと2死満塁からアレンシビアの中前適時打で2点を勝ち越した。ダルビッシュの後はリリーフ陣が8、9回を無失点に抑えた。