男子テニスの7日付世界ランキングが発表され、ウィンブルドンで3年ぶり2度目の優勝を果たしたN・ジョコビッチ(セルビア)がR・ナダル(スペイン)を抜き、2013年9月以来、世界ランキング1位に返り咲いた。

ジョコビッチは昨年の全豪オープン優勝以来、グランドスラム3度の決勝に進出したがいずれも優勝できず、今回4度目にしてようやく優勝することが出来た。

また、1位奪回のチャンスもムチュア・マドリッド・オープンでは右手首の負傷による欠場のため、全仏オープンでは準優勝に終わり奪還出来ずにいたが今回、グランドスラム優勝と共に1位奪還となった。

その他の上位陣では1位がN・ジョコビッチ、2位はR・ナダル、3位はR・フェデラー(スイス)、4位はS・ワウリンカ(スイス)、5位はT・ベルディハ(チェコ共和国)、6位はM・ラオニッチ(カナダ)、7位はD・フェレール(スペイン)、8位はJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、9位は初のトップ10入りとなるG・ディミトロフ(ブルガリア)、10位はA・マリー(英国)となった。

11位にはランキングを1つ上げた錦織圭(日本)がおり、10位のマリーとはわずか260ポイント差となっている。

今回のウィンブルドンではベスト4のラオニッチ、ディミトロフ、ベスト8のN・キルジオス(オーストラリア)、ベスト16の錦織など若手の活躍が目立ち、上位ランキングに大きな変動が見られた。