「スペインリーグ、グラナダ1‐0バルセロナ」(12日、グラナダ)

バルセロナがグラナダに敗れ、12日に勝利を飾ったレアル・マドリードに抜かれ3位に転落。残り5戦で、最終節(5月18日)に首位のアトレチコ・マドリードとの対戦を残しているものの、13日にA・マドリードがヘタフェを下せば、勝ち点差は「4」に広がり、自力での逆転優勝が消滅する厳しい状況に陥ってしまった。

前半に失点を許し、その後攻勢をかけたもののゴールする瞬間は訪れなかった。9日の欧州チャンピオンズ・リーグ準々決勝のA・マドリード戦に続く連敗で、2試合連続の得点なしは08‐09年以来5シーズンぶり。

マルティノ監督は試合後「ここ数試合で何か大きなものを逃したという感覚がチームにはある」と、苦境を表現。ゲームキャプテンを務めたMFイニエスタも「決定力に欠けたことが敗因。この後退は残り試合が少ないだけに痛い」と大きな黒星であることを認めた。