2勝2敗で迎えた米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)第5戦は28日(日本時間29日)、セントルイスで行われ、レッドソックス(ア・リーグ)が3-1でカージナルス(ナ・リーグ)に快勝した。抑えの上原浩治投手(38)は1回1/3を無安打無失点、2奪三振で、同シリーズ2セーブ目(ポストシーズン7セーブ目)を挙げ、ワールドシリーズ制覇に王手をかけた。

先発の左腕レスターが踏ん張り、上原は2点リードの8回2死二塁でマウンドへ。同シリーズ4連投となったがフォークの切れ、速球ともに絶好調。代打のアダムスをフォークボールの3連投で空振りの3球三振に打ち取って見事な火消しをみせた。9回も見送り三振、一塁ゴロ、右飛と無難に打ち取った。

試合は両先発投手の投げ合いとなったが、1-1の7回にレッドソックス打線がカージナルスのエース右腕ウェインライトを打ち崩した。ロスの適時二塁打と、エルスベリーの中前打で2点を奪って勝ち越した。

今シリーズは、上原がマウンドに上がったあと、前代未聞の劇的な幕切れが連続しており、最後まで予断を許さない試合が続いている。第3戦(26日)はサヨナラ走塁妨害で敗戦。第4戦(27日)は、上原の牽制(けんせい)球で一塁走者を刺して勝利をつかみ取った。

初のワールドシリーズ制覇にあと1勝と迫った上原は、「よかったです。悩んでしまわないようにどんどんいった。全試合緊張してます。しんどいです」とほっとした表情。第6戦は移動日を挟んでボストンに舞台を移し、30日に行われる。