大相撲名古屋場所は21日、愛知県体育館で千秋楽を迎え、稀勢の里は琴奨菊との大関対決に敗れて11勝にとどまった。
これで、綱とりは次の秋場所(9月15日初日、東京・両国国技館)への継続がなくなり、振り出しに戻った。
琴奨菊に寄り切られて土俵を割ると、稀勢の里の綱とりは全てが白紙になった。
4敗目を喫した大関に、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「11勝は大関として普通の成績。綱とりは厳しい」と通告。
支度部屋に戻った稀勢の里は悔しさを押し殺すように、報道陣の取材に口を開くことはなかった。
前半に3敗して今場所の綱とりに失敗したが、北の湖理事長(元横綱)が「12勝」を条件に来場所への継続を明言。
1998年の若乃花以来、15年ぶりの和製横綱誕生を協会は熱望している。
そのトップが全面的に擁護する厚遇を受けたが、稀勢の里は期待に応えることができなかった。
これで、綱とりは次の秋場所(9月15日初日、東京・両国国技館)への継続がなくなり、振り出しに戻った。
琴奨菊に寄り切られて土俵を割ると、稀勢の里の綱とりは全てが白紙になった。
4敗目を喫した大関に、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「11勝は大関として普通の成績。綱とりは厳しい」と通告。
支度部屋に戻った稀勢の里は悔しさを押し殺すように、報道陣の取材に口を開くことはなかった。
前半に3敗して今場所の綱とりに失敗したが、北の湖理事長(元横綱)が「12勝」を条件に来場所への継続を明言。
1998年の若乃花以来、15年ぶりの和製横綱誕生を協会は熱望している。
そのトップが全面的に擁護する厚遇を受けたが、稀勢の里は期待に応えることができなかった。