2013年元日、天皇杯決勝のG大阪対柏は1-0で柏が勝利。優勝を果たした柏は、天皇杯王者として来季のACL出場権を獲得している。
累積警告によりストライカーの工藤壮人が出場停止となった柏は、澤昌克を1トップ、水野晃樹をトップ下に置くスタメンで臨んだ。一方、G大阪は出場停止明けのレアンドロを1トップに置き、遠藤保仁がトップ下、今野泰幸はボランチに入った。
前半はG大阪のペース。ボールポゼッションを握る展開からペナルティーエリアへ何度も仕掛け、チャンスを生み出していく。CKから一度はレアンドロがゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴール。
そして27分にはビッグチャンス。左サイドの藤春広輝のスローインから倉田秋がドリブル突破。短い折り返しを受けた二川孝広は飛び込んで来た相手を落ち着いてかわしてシュートをねらうが、ここは菅野孝憲がセーブ。
G大阪が柏を押し込む中で、柏はなかなかボールの落ち着きどころを見出すことができず、単発となる攻撃が目立つ内容。
するとネルシーニョ監督は素早い修正を決断。前半32分、水野晃樹に代えて田中順也を投入し、澤をトップ下、田中を1トップに置くシステム変更を施す。ここから柏は徐々にリズムが変わり、田中のポストプレーやサイドアタックを仕掛ける展開が増え、クロスからチャンスを生み出していく。
34分にはレアンドロ・ドミンゲスからボールを受けた澤が遠めから強烈なボレーシュート。このボールをGK武田洋平がはじき、コーナーキックへ。すると直後の35分、ジョルジ・ワグネルの左CKに対し、丹羽大輝の頭の上から渡部博文が豪快にヘディングシュートをたたき込んだ。セットプレーから柏が先制点をゲット。
選手交代と先制点により、戦い方がはっきりした柏はブロックを作って守備を固めつつ、前線のチェイシングからショートカウンターをねらう展開へ。
1点ビハインドを背負ったG大阪は後半、家長昭博や佐々木勇人を投入して攻勢を強めるものの、安定感が高まる柏のディフェンス陣を崩すことができない。ボールをキープしているのは終始G大阪だが、攻め切れない展開が続く。
ペースを握った柏はそのまま最後まで1-0で逃げ切り、見事に試合をクローズ。第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会の覇者は柏レイソルに決まった。
累積警告によりストライカーの工藤壮人が出場停止となった柏は、澤昌克を1トップ、水野晃樹をトップ下に置くスタメンで臨んだ。一方、G大阪は出場停止明けのレアンドロを1トップに置き、遠藤保仁がトップ下、今野泰幸はボランチに入った。
前半はG大阪のペース。ボールポゼッションを握る展開からペナルティーエリアへ何度も仕掛け、チャンスを生み出していく。CKから一度はレアンドロがゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定でノーゴール。
そして27分にはビッグチャンス。左サイドの藤春広輝のスローインから倉田秋がドリブル突破。短い折り返しを受けた二川孝広は飛び込んで来た相手を落ち着いてかわしてシュートをねらうが、ここは菅野孝憲がセーブ。
G大阪が柏を押し込む中で、柏はなかなかボールの落ち着きどころを見出すことができず、単発となる攻撃が目立つ内容。
するとネルシーニョ監督は素早い修正を決断。前半32分、水野晃樹に代えて田中順也を投入し、澤をトップ下、田中を1トップに置くシステム変更を施す。ここから柏は徐々にリズムが変わり、田中のポストプレーやサイドアタックを仕掛ける展開が増え、クロスからチャンスを生み出していく。
34分にはレアンドロ・ドミンゲスからボールを受けた澤が遠めから強烈なボレーシュート。このボールをGK武田洋平がはじき、コーナーキックへ。すると直後の35分、ジョルジ・ワグネルの左CKに対し、丹羽大輝の頭の上から渡部博文が豪快にヘディングシュートをたたき込んだ。セットプレーから柏が先制点をゲット。
選手交代と先制点により、戦い方がはっきりした柏はブロックを作って守備を固めつつ、前線のチェイシングからショートカウンターをねらう展開へ。
1点ビハインドを背負ったG大阪は後半、家長昭博や佐々木勇人を投入して攻勢を強めるものの、安定感が高まる柏のディフェンス陣を崩すことができない。ボールをキープしているのは終始G大阪だが、攻め切れない展開が続く。
ペースを握った柏はそのまま最後まで1-0で逃げ切り、見事に試合をクローズ。第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会の覇者は柏レイソルに決まった。