受験生のみなさんこんばんは。
早稲田大学社会科学部3年の宮田です。
たくさんの受験相談メッセージどうもありがとう！
では今回のテーマは主に『漢文の勉強法について』です。
今回の、相談メッセージはこちらです。
はじめまして、こんばんは。
メッセありがとうございました(´ω`)
早稲田志望ではないのですが、相談にのっていただけたら嬉しいです。
あたしは法政の文学部心理学科を目指しているんですが、どうも成績が微妙です。
国語ならコンスタントに偏差値６０～６５くらいはあるのですが(漢文無しで)、英語が良いときで６０弱、悪いと５０ほどしかありません。
そして、法政では漢文はいらないのですが、センター利用で私大をいくつか受けるので漢文もそれなりにはできるようになりたいです。
そこでお聞きしたいのが
・漢文(センターレベル)の攻略法
・英語の伸ばし方(おおざっぱですみません)
です。
時間があるときでいいので、アドバイスお願いします(´｀）
お返事★
はじめましてこんばんは。早稲田大学社会科学部3年の宮田がこちらの質問に答えたいと思います。
漢文の攻略法☆
センターレベルの漢文の勉強法の流れとしては、
返り点と再読文字の復習(ここは、漢文が少しでも読めるなら飛ばして大丈夫です)
↓
句法と漢字の定着(英語でいえば、文法と単語です)
↓
センターレベルの読解、演習
です。
私が思うには、漢文は全ての受験科目の中で、一番短時間で攻略できる科目です。
センターレベルの英語で高得点を狙うなら、5000語の単語レベルが必要ですが、
漢文はわずか200語の単語レベルで高得点をとることが可能なのです。
取り組みしだいでは、2週間で終わりますよ。
すでに句法と漢字の漢文のテキストをお持ちでしたら、それを使っていただければ大丈夫ですが
もしまだお持ちでないようでしたら、[早覚え速答法（学研）][漢文ヤマのヤマ（学研）]がテキストとしてはおすすめです。
英語とおなじように漢文も単語、文法がポイントになります。
まず単語ですが、多訓多義語（たくんたぎご）というものがポイントになります。
多訓多義語というのは、同じ漢字で、読み方（訓）と意味（義）がたくさんある単語のことをいいます。
たとえば「乃」は、「なんぢ」と読んだり、「すなはち」と読んだりします。
多訓多義語は４５字前後しかありませんので、ここは意識しておさえましょう。
次に文法のポイントですが、単語の多訓多義語（たくんたぎご）と同じように、句形句法（くけいくほう）というものがあります。
英語で言えば、構文とか熟語にあたります。
これも、わずか１００～１５０種類ぐらいしかありませんので、確実におさえましょう。
さて具体的な勉強法の流れですが、テキストは漢文早覚え即答法(学研)、マーク式基礎問題集漢文(河合)を例に出します。
句法は１日2テーマをベースに一週間で覚えましょう。
漢字は読みと意味のみ覚えます。これも1週間で終わらせるようにペース配分しましょう。
暗記方法は基本的に英単語、英文法と同じ要領でセットを決めて、何回も反復を繰り返しながら声にだして読んでください。
漢文は音読が重要になります。句法は声にだして何度も読んでください。
こちらの記事を参考にどうぞ！
↓
単語、文法を頭にたたきこみましたら、演習に移ります。
マーク式基礎問題集漢文(河合)などの演習テキストを使って、知識のアウトプットをしましょう。
解答に必要な部分を滞りなく書き下せる、訳せるようにできるまで、何周もやりこんでください。
何周もやりこみましたら、単語、文法の確認も怠らずに、センターの過去問に入って大丈夫です。
センターは時間勝負の部分がありますので、漢文には、なるべく時間をかけずにスピードを意識して解くようにしてください。
以上で漢文の対策は終わりです。
満点を取りにいくのであれば、漢文早覚え即答法の代わりに、漢文ヤマのヤマ（学研）を使用してください。
本当に漢文は他に科目に比べてすぐに結果にでるので、センター利用受験するのであれば、勉強しておいて損はありません。
英語については偏差値50～60代のブレが生じるのは、
前回の記事でも書きましたが、『基礎の構築』が完璧でないことが原因だと思われます。
応用問題をやる前に単語、文法をもう一度徹底してください。
これは必ずやってくださいね！
やり方はまたまたこちらの記事からどうぞ。
↓
是非実践してみてください。
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宮田
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