今年羽化のタイワンオオクワ(南投縣)
大型化を目的として台湾王血統の♀を掛けてみたんですが、予想どおり大きくて良い個体が羽化してきました。
この個体は80ミリオーバーで、オオアゴは長くて太い、タイワンらしい中歯です。
目立ったディンプルもなく、羽もしっかり閉まってて来年の種親候補筆頭です。
実物は、写真で見るよりかなり迫力あって良いですよ。
今のインラインは、結構オオアゴが太短いタイプが多いので、なかなか新鮮な印象でした。
この兄弟は、結構太いのが羽化してて、まだ何頭か紹介予定ですが、中には「どうしたん?」っていうような細い個体も羽化してきていて、まだまだ固定には何世代か時間が掛かるでしょう。
とはいえ、アウトラインにする事で、羽化不全も減ってディンプルもない良い個体がたくさん出てきたのは、良い傾向にあるんじゃないかなと思います。
実際には80.5ミリぐらいだと思いますが、これが兄弟最大ではないですね。
これで幼虫体重33グラムぐらいでしたが、最大個体は37グラムでした。
また紹介します。