妖怪”シンパイ”にバイバイ

 

 

こんにちは!

 

生き物に学ぶナビゲーター

岡幸子です。

 

 

 

 

病院好きの人っていませんか?

 

同居の母がまさにこのタイプ。


持病の高血圧に加え

膝が痛い、目が痛い、腰が痛い…
 

体のあちこちが
痛いとよく訴える人で。

そのたびに内科をはじめ
整形外科、皮膚科、眼科、泌尿器科、 歯科…
いろんな病院へ行きたがります。

 

薬をもらうと、その瞬間は安心するようですが

モグラ叩きのような対処療法できりがありません。

 



重い病気がなくても
体に不調があると心が晴れませんよね。


心が晴れないとストレスが溜まって
ますます体の調子が悪くなる
ような気がするので



明るい方に目を向けて欲しい!



のですが、性格的なものか
母は真逆でせめてきますw


たとえ今は痛くなくても 

昨日は痛かった
先週は違う場所が痛かった…

と、過去の不調を思い出しているんです。





”過去の不調”の追体験!


これ、脳にとっていいこと一つもありません


今、好調ならそれを味わえばいいし
不調なら好調な時をイメージした方が治ります



夢を、本当のように見ることってあるじゃないですか。

怖い夢を見て、
汗びっしょりで目が覚めたことってありませんか?


感情や感覚って
脳の中の神経伝達物質で作られていくもの
です。

だから苦しかった時のことを思い出していると 
その時の追体験で涙が出たり
心臓がドキドキしたり…

しちゃいます。


だから、私は言いたい!


人生も子育ても、
楽しかったことやうまくいったことを

何度も思い出した方が



人生何倍もおトクですよ!






ところが、特に日本人は心配性にできています。


DNAの、特定の繰り返し配列が多いか少ないかで
心配性の度合いが違ってくるんですが、

欧米人に比べて日本人は
心配性気質の特性を持つ人が多いんです。



放っておくと嫌なことや心配なことを
無意識は優先的に思い出させます



これ全て生きのびるため


心配して対策を取って
長生きした子孫が私達ですから。

「心配」も生きるのに
必要な能力には違いありません。


ただ、原始時代の心配は
食べるものがあるか、近くに敵はいないかなど
生死に直結していました。


それに比べて現代は
些細なことが気になってしまう
時代です。


だから瞑想したり 
ポジティブ日記を書いてみたたり…

多くの人が様々な工夫をして
マイナス気分とさよならしようと
努力してるんですよね。



小さな子供は違いますね!



ハイハイを始めて立ち上がって
転んで歩けなくても絶望しない

「このまま歩けなかったらどうしよう」

なーんて考えないで

「今」を一生懸命生きてます


 

だから、子育て中のママは

お子さんを心配しすぎて”呪い”にならないように

気をつけてくださいね。

 

 

転んで怪我して頭を打って

打ち所が悪くて後遺症が残って

最悪死んでしまったらどうしよう!

 

 

なーんて心配し始めたらきりがありません

 

子供をそんな呪いで縛ったら

失敗が怖くて人生、生きづらくなってしまいます。


じつのところ、私は心配性の母の呪いをたっぷり受けて

解脱するのに苦しみました

 

なかなか、きつかったです(^^;)

 

 

心配は、勝手に現れる妖怪のようなもの

 

 

無意識が妖怪シンパイをあげてきたら

ゆっくり息を吐いて捨ててしまいましょう。

 

「おいでなすった!」

「バイバーイ!」

 

さっさと手放せば勝ち!

 

 

人生、おトクに生きましょう!

 

 



妖怪”シンパイ”にバイバイ