巨大チームで助け合い

 


こんにちは!

 

人生は後半からが面白い

岡幸子です。

 

 

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か弱いままでも大丈夫!

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アフリカの大草原に暮らすヌーの群れ

群れをつくる草食動物としてよく知られています。

 

ミュージカル『ライオンキング』でも

ヌーの大暴走が物語を進める重要なカギですね。

 

 

ヌーが群れで暮らすのは
単独でいるより群れた方が生き延びやすかったから。


遠い昔には孤独を好むヌーもいたでしょうが

群れるのが好きな連中が長生きして子孫をたくさん残して

今の群れるヌーになったんです。



たとえば、厳しい野生の世界では、
真っ先に子供が肉食獣に狙われます。

ライオンどころか、ハイエナに狙われたヌーの子供たち
単独では、あっという間に食われちゃいます。

 

味方がいても、母親一頭では応戦が難しいかも知れません。

 

実際には、追われた子は仲間が集まっているところに

逃げ込んで、強いオス達に助けてもらいます

ハイエナも、怪我はしたくない!

 

屈強な大人のヌーに立ち向かうのは避けますので

逃げ切り成功、というわけです。



ヌーの「巨大チームで助け合う」生き延び戦略は
『けなげに生きぬくいきもの図鑑』
112ページ~113 ページをご覧くださいね。





 

 

ハイエナに追われたヌーの子供のように
ピンチに陥ったときは

一人で頑張らず、誰かに助けを求めましょう

で、誰かが困っている時は助けてあげる

 

助けてくれた人に直接お礼ができなくても
別の誰かを助けることで

《恩送り》ができますからね。

 







私は教員時代《担任団》というチームにとても

助けられました。


中でも、初めて全日制で担任を持った時は

保護者対応にきりきり舞いをしてました。

アラフォーでしたが、それまで定時制と通信制で

教えていたので

 

「初の全日制担任!」
「保護者対応しっかりしなきゃ!」

って身構えていたんですね。


そんなとき
先輩からのアドバイスが
どれほど力になったことか!


それでも

 

「失敗した!」
「もっとうまく話せたのに!」
「申し訳なかった!」
 

そんな風に思うことの連続でした。


タイムマシンがあったら、当時へ飛んで
伏して謝りたいですね。


謝れないモヤモヤを抱えたまま…

いつの間にか今度は自分が若手教員に
アドバイスする立場になっていた時、



恩送りだな



そんな風に思ったものです。

 

 





これって、子育ても同じです。

もし今、近くに
「自分一人で頑張らなきゃ」って
切羽詰まっているお母さんがいたら

ちょっとでもいいから笑顔をあげてくださいね。

泣いてるお子さんにイラっとせず

出来る手助けをして、穏やかな気持ち

見守ってほしいです。



だって、もともと人類は、母親一人で子育てが
できるようには進化してこなかったんですから。

母親は一人で頑張らなくてもいい
助けを求めていいんです。

それが、自然な人類の姿なんですよね。



お母さんばかりに負担をかけず

家族みんなで、地域みんなで子供を育てる。

 

男性も、老いも若きも

 

頑張っているお母さんたちを

優しく支える!


 

人類の共感力を目一杯発揮した

巨大チームで助け合い!

できたらいいなと思いませんか?


 


 





 

 

巨大チームで助け合い