5回目の稽古

その前に自己紹介。
自己紹介は俳優にとっては命そのもの。

『おまんまが食えるか?』

は、その都度自己紹介にかかっている。

と言っても過言じゃない。

俳優は己が商品。
自己紹介は、
今(いつでも)売り出し中の
イチオシ商品のプレゼン。

自己紹介は、
企むべきだ。

そして、慣れるべきだ。
だから、これも稽古のうち。


人に見られる仕事しようってやつが、

「自己紹介って緊張する~」
「思ってた事の半分も出来なかった~」
「声がうわずっちゃったっ」

な~んて、言ってんじゃねえ!!
(この稽古場にはそんな人はいませとも。)

ここにいる九割が、
1ヶ月振り二回目の
自己紹介。

はたして、
どんなかな?

意地悪な眼差しの私を前に、
みんなはそれぞれ、
堂々としていた。

じょ、上達している!!

ハイパーマルチクリエイター
窪田あつこ

不覚にもちょっと、
喜んでしまった。


ダメダメ。
厳しくやります。


この日は
口立てをやる。

性別や年齢
その人にあった
シチュエーションで
即興口立て。

まずはみなさん
セリフ暗記で精一杯の様子。
時間切れ。

「次回演出します」

と、言い放ちこの日は終了。


暗記は慣れです。
ついでに
プロンプはセンスです。

どちらも上達するには
ひたすらやるのみ。


出来た!
楽しい!

出来ない!
悔しい!


悔しい日々は、
上達に向け
へこたれていない証拠です。


ガッツだぜ!


すぐ出来ちゃう事は、
案外続かない。

(自分にとって)
難しいから続くのさ。


そうだろ?