車輪作りのことはいったん置いておく。同時に進めていた粘土細工と神社作りに大きな進展があったため。神社は小さなものから大きなものまで数多く作った。どうしてか、とんでもない進展があったからである。

 

ノコギリガイドが使えず、ノコギリが引っ掛かりまくっていた頃、実は木材を左手で押さえていた。指に力を入れるがノコギリを引く時にこれが動く。ノコギリの引っ掛かりと合わせてこれがノコギリを使いにくくしていた。尚、ノコギリを引く時素材の上に厚みのある四角材を乗せて、これにノコギリを合わせて切っていた。

 

動く素材を止めるにはどうするか、考えた。鉄板の方法があることに思い立つ。万力を使う事である。会社勤めの時に物を固定する際、よく万力を使っていた。その時のことを思い出し、万力を使うしかないと思い立ったのだった。ただ、万力は結構大きさがあったのだけが気掛かりだった。