火山は金貨に次ぐ2番目の粘土作品となった。5個ほど作って金貨と一緒に飾っている。台形の小山にことはさて置いて、火山からの発想の繋がりとして、以前話したゼオライトのことをふと思い出した。そう言えば形が「氷山」に似ていると思っていたからだった。そして金貨の色を金色から青色に変えたら北極の海が出来ると。これにゼオライトの氷山を埋めたら「氷山セット」が出来るぞ。そう思い付いたら居ても立ってもいられずすぐに「氷山セット」作成に取り掛かった。

 

ここで大事なことが1つある。粘土作品は乾くと全体が縮まってしまう。このことを頭に入れておかないと失敗作品に終わってしまう。

氷山セットを作るに当たっては、粘土が乾ききる前に何度もゼオライト氷山を粘土細工に押し付けて、氷山の型を合わせていった。そうすると粘土が乾いた時にも氷山と海がピッタリ合って「氷山セット」ができる。因みにゼオライト氷山はやすりで磨いて艶出しの白色絵具を塗っている。3番目の粘土作品が出来た。これも一緒に飾っている。

この氷山セットが凄く気に入っていて、将来ひょっとして何か商品として売り出す時には店の名前を「氷山工房」にしようと思った。