きょうは、技のデパート安美錦です。
これも15年位前に描いたものだから、
この人も、もうかなりベテランになりますね。
多彩なワザを使うことで有名なのは舞の海ですが、
安美錦も、珍しい決まり手で勝つ事がよくありました。
金星を拾う事もよくありましたが、もう年なのか
怪我が多いのか、あまり動き回る相撲が見られません。
相撲取りの似顔絵は、新聞でよく使われるんですが、
墨一色、筆描きの場合が多いので、墨汁で描いてみました。
20代の頃ですが、雰囲気は出ていいると思います。
色をつけたり、凹凸をつけたりしないで、
線だけで描くというのは、けっこう難しいです。
相撲取りはみんな目が細いけど、
それでも力士によってやっぱり違いますね。
安美錦は、白目をあまりはっきりさせない方が
いいかと思って、描きました。
髷は真っ黒にぬって、反射光を入れると、
らしくなります。
相撲取りの似顔絵は、お手本もいっぱいあるし
墨一色、筆一本で描けるので、似顔絵の練習用に
ちょうどいいかもしれないです。
似顔絵の基本といえるかもしれないですね。
単純化して、なお似させるというのは、
しっかりと特徴をとらえないとできないので、
下描きの段階で線をしっかり決めます。
墨入れの段階で迷っていてはダメです。
下描きが完成してから、墨を入れます。
モノクロだけの世界も、なかなかいいものです。

