信号待ち | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

僕自身、何を言いたいのか、いまいちわからないのだけれど。

とにかく、何かが動き出している感じがある。


こんがらがった糸玉。


根気強さと、チョコレートと、オレンジジュースが必要。

たぶん、鍵のかかった部屋、という比喩じゃ、間違ってると思う。


別に、鍵なんていらないような気がする。

糸玉がほぐれたとき、その時点から遡って、

「ああ、あれが鍵だったのか」と、思い当たるものを、作り上げる。


それがなければ、部屋が開かなかったであろう、「鍵」が、

そこにあったことになる。


そういうことじゃないかな?


ちなみに、「「鍵があった」ことになってるだけだ」なんて、

ぐちぐち言うような行いが、系譜学、というものだ。


ようし。状況を整理してみよう。

三つの、ばらばらの記憶があるんだ。

時系列も、よくわからないんだけれど。