安らげるところを求めて彷徨うジャンキーの群れ | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

僕は、データベースが充実すればするほどに

反って孤独が深まっていくことに気がついた。


この反復は何て空しいんだろうって。


しかも安楽なき安楽の底なし沼の構造は、

地球の裏側の人々から「死なない社会」を

奪う資本の回路の上にできあがる。


結局のところ、僕らはインチキの片棒を

担いでいるってわけだ。


見分けのつかない困難の山は根っこのところで

全部つながってるんだろうな、たぶん。