or should I ? | 陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

陽炎の帯の上へちらりと逆まに映る鴉の影―どーすかΩ

この部屋の中にいるヤツに会いたいのなら もっと、寿命をのばしてからおいで

i can't be cool.


やっぱり、僕は残ることにします。

僕は、たぶんそうするべきなんだ。



生という自然は、

確かに、掘り下げればポイエーシスだけれど、

さらに掘り下げればcontingencyです。


僕はこの、「偶々」が愛しい。

僕は、どうしても、忘れることが出来ない。


or should I ?


嘘つき・・・。

まったく、その通りです。


大義、みたいな、格好いいものじゃないけれど、

僕は卑しく生きることを求めようと思います。



僕の単一性と僕のリアルは、矛盾するものです。

だけど、わかっちゃいるけど、やめられない。


僕は、このねじれを覚えておきます。

僕は、忘れない。



この段々と続く円環構造は、

嘘をそっと忍び込ませた

「引き伸ばされた迂遠な回路」であり、

「打ち捨てられるべき螺旋階段」です。


だからこの負債感は当然だし、

結局は僕らは、神の似姿=imagoなんだ。


それでも、

僕は僕の出自に、透明なベールをかけて、

この回転木馬を眺めていたい。


雨に濡れて、妖しく光っている、回転木馬。



やっぱり僕のリアルは、ここなんだ。

僕は、弱いから、逃げることができない。


どうしても、忘れられない。



僕は、世界を引き受けよう。

僕は、ここに残るよ。



ぼくは、生きている。