あうう・・・。頭がごっちゃになってきた
一旦置いといて次の問題を見よう!
三 Cについて、隣家の漁師の妻の「放心したような表情」は、
村人のどのような心理を表しているか、説明しなさい。
C_その顔には、放心したような表情が色濃くうかんでいた。
四 Dにおける母親の表情には、その心の内面でいかなる
変化が生じたことを意味しているか、説明しなさい。
D_母が別人のようなおだやかな表情で声をかけた。
これは物語成分の方をいじる必要があるかもしれない。
○物語成分
②これは、母が「妻」としての立場をあきらめて
「村の一員」としての立場を辛くも優先する物語だ。
最初はそこまで頭が回ってないんじゃないだろうか。
隣家の漁師の妻の「放心したような表情」を見たことで
はじめて、生きている人たちがいるんだ、と思い出したに
違いない。
すると、
これは、ただ夫の死の悲しみに打ちひしがれていた
母が、残された一家の責任者としての立場を自覚し、
死んだ父をあきらめて「村に属する家」として、生きている
村人のための行動を選ぶ物語だ。
の方が組み込みやすい。
そして「自覚したきっかけ」が
隣家の漁師の妻の「放心したような表情」とすると
筋が通る。
やっぱり問一と問二では先走りすぎたかな・・・。
問一
夫の遺体の収容すら終っていないのに、家族の一員の
俊一までが父の死を忘れたように、生きる希望そのもの
のようなハタハタの大群の到来という喜びにすぐに目を向ける
のは、不謹慎であり母として許せないという気持ち。
だいたいそのままでいいと思う。
息子を俊一と戻して、『「妻」として』というフレーズを抜いて
それから「不謹慎であり」と入れといた。
たぶん、「理想の母」に「女」の要素を盛り込むのはダメかな。
問二
どこまで書くか、ということだけど・・・。
貧しさの内に、他でもなく生きるための漁で命を失った祖父と父です。
そもそも生活がもっと豊かだったら「雪と嵐の中」、定置網の
取り込みには行かなかったでしょう。
母はきっとハタハタがもう少し早く来てくれていたら、と考えている
のです。今更になって何で来るんだ、とも。
残酷だと思うのは俊一と母はこれからこのハタハタに生かされる
という点です。父と祖父は死んだのに自分と息子はのうのうと
生き永らえる。自分が生きていることに罪悪感さえ抱くかもしれません。
これを書けばよさそう。
ハタハタ(に浮かれる人々)が憎いという気持ちと
(ちょっといきすぎかもしれない)
死んでしまった家族への思い。
あとは、何で泣くのを我慢しているかというと、
まだ夫の遺体が見つかっていないから。
あるいは、生きる者を責めてはいけない、と考えている。
A.貧しい生活の内、父と祖父は生きるための漁で命をおとした。
豊かさの象徴でもあるハタハタの到来は、間に合わなかった
今では憎らしくさえ思える。しかし遺体の捜索をはじめ、村の
共同体においては互助が必要不可欠である。母は家族を失った
悲しみから、ハタハタや村人を憎く思ってしまう自分を責めて
感情を押し殺そうとしている。
こんなところでいいですか?
飽きた・・・。今日はここまで。