三十数年間
ギャンブルをやり続けて…
はじめは同僚の昨日はいくら勝ったとか…
当時は今と違って羽根モンやったんよ
俺は博才ないと思ってたから、その想いの通り貫き通してたら良かったんやけど、身近に簡単にお金を増やして楽しんでる話しを真に受けて、ついのっかかってしもたんよね
何回かに一回勝てるかどうか
負けてもVチェッカーに入った時の興奮が忘れられなくなりハマって、次第にパチで負けたお金が惜しくなりパチで負けたお金はパチで取り返す
パチやってマイナスになってる結果をなんでパチで取り返そうとしたのか意味不明な思考になってた
今の様にネットが普及してたわけでもなく依存性という言葉も無かった時代
止めなアカンと思っても頭ん中はいつもギャンブルで埋め尽くされてた
早々に借金し増えるばかり
いつしかギャンブルもそうやけど、借金をどないするか?
それしか考えられん様になっとった
記憶が定かで無いくらい家(嫁)のお金で精算しては借金を繰り返すで‥
今は家族のお陰で居場所・安心して過ごせるのは家だと思えてる
実際、休みの日のフリーな日は自宅で好きなように過ごせる幸せ
自分の場合は最後のカミングアウトで家族が依存症という病気を理解してくれた事で、収入を落とさないために仕事に嫌々でもしがみついてた事が大きなストレスになり早く辞めたい気持ちが強い事など借金の報告だけではなく現在の心境まで伝えられた
嘘で固めてた人生の大半
そこに嘘は必要なくなってた
肩の力が取れ、なんとも言えんカラダが軽くなる変化は忘れられへん
ただ自分が回復出来れば良いというのは、あまりにも三十数年間が無駄になる様な気がして‥
現在依存症で苦しんでる方の力になれないかと思い当事者としての発信をしようとしてきた
とにかく依存症者にとって孤立は負のスパイラルに陥るので自助や支援グループに繋がり安心・安全な居場所を見つけてもらえればと‥
でも考えてみれば、自分が自助や支援グループに参加させてもらった状況は、必要としてではなく様子をうかがうために行ったまで
本来の目的ではなかったので体験になってなかったんです
体験を元にした事で無いと自信を持って伝えられないし伝わらない事に気付きました
気付いたというより昨夜「X」で繋がりのある仲間に教えられました
今一度、今自分に何が出来るのかを再考したいと考えます
今日のブログの最後に
今現在も依存症として苦しんでる方々には少しでも早く安心できる居場所を見つけて欲しい
嘘で取り繕うことの無い場所を‥