今日はBグルの集いだったんですよね。

でも、せっかくのお誘いでしたが
丁重にお断り致しました。

何故って、

明日のお墓参りの後
やはり宴があるからなのです。

2連荘はさすがにまずいですから
極力避けておくのが無難でしょう。

いろいろな面で(笑)

行かなけりゃ行かないで、
かなり羨ましいですが、

人間、我慢も必要です。

欲望や本能を制御出来るよう
たまには努力もします。

その分、明日は楽しみますから


ってことで、

今日は『銘木辞典』いっときます。

前回の島桑とかぶり気味ですが

このかぶりはアリだと思います。

本日の銘木は

『山桑』

前回、お話した通り、『島桑』は通称であり、
実は『山桑』なのである。

ってことでしたが、

『島桑』はある意味
ブランドとして独り立ちしているってことですね。

『山桑』自体がそもそも優良な材料ですから

その中の生え抜きってことで
相当なものだと思います。

でも、

『山桑』でも、この写真のような材料なら
その価値は勝るとも劣らずと言うところでしょう。

山桑の縮杢です。



因みに、縮杢とは、

木が育った特殊な環境などにより
繊維が波を打ったような状態になり

綺麗な縞模様が現れた状態です。

写真ではちょっと判り辛いですが
細かい帯状の模様が入ってるのが見えます。


右側の木も少し縮みが入ってますが
左の木との違いは一目瞭然です。

少量なので、
お箸にすると2膳くらいしか作れませんが
なかなかの逸品が出来るはず。

実に楽しみです。


クワ科クワ属の落葉小高木

学名は「Morus bombycis」

原産・分布は北海道~九州、南樺太、朝鮮、
中国、ベトナム、ビルマ、ヒマラヤにまで及ぶ。

気乾比重0.52-0.75

では、また次回まで、さよーなら