またまた山間に居るみたいである。

設定は近所のとある地だが
もちろん実際の情景とは少々違う

山間と言っても
樹木はそれほど多くなく

どちらかと言うと
土砂で山やら谷やらを
造形したような感じで

そんな茶色ばかりの風景の中で
唐突に始まりました。


見渡す限り土の壁で
見上げると青空が広がっている

どうやら谷底に居るようだ

どうやってここに降りたのか?

ってくらい深い谷底で
這い上がる術もない。

だが何の不安もなく
空を見上げて、誰かを呼ぶのである。

見上げるそこには
数羽のカラスのような野鳥が飛んでいるのだが

しばらくすると
一際大きな鳥の様な物体が飛来し

大きくくるりと旋回したかと思うと
ゆっくりとこちらに向かって降りてくる

そうです。

これが待っていた友達

怪鳥・・・残念ながら名前は知りません。

でも、時折夢に出てきては
必要に応じて背中に乗せてくれます。

でも、人を乗せるのは苦手なのでしょう。

あまり長くは飛べないです。

飛び上がって30mくらい?
いつも、それくらいが限界のようです。

その容姿は鳥と言うよりも
恐竜をイメージしてもらった方が良いかもしれません。

体長2mくらいで首が少し長く
象のような、がさついた分厚い皮膚で
毛は生えていません。

例えるなら、生まれたばかりの
ヒナのような格好で、
人間の大人くらいの大きさにした生物です。

想像すると気持ち悪い生き物のよう思えますが
夢の中では全く気持ち悪くはありません。

恐らくぬめってないからでしょう。

これでネバネバしてたら、ちょっと嫌かも。


とにかく、助けに来てくれたので
背中にしがみつき、そこから脱出します。

無事、崖の上まで乗せてもらい
ありがとうと言ってお別れします。

今度会った時は名前を付けようと思います。


崖の上には愛車が停めてありました。

黒いロードスターです。

いや、実際には愛車ではありません。
夢の中で愛車のようです。

別に特に乗りたいとも思ってませんが
どっかに変な潜在意識があるのでしょうか?


そして車に乗り込み
いまから向かうのは

この時期にしては少々おかしい
「忘年会」の集いです。

集合場所は佐々木君の家です。

佐々木君てダレやねん?

実際には、そんな友達は居ませんが
今回の夢の中では友人と言う設定です。

なので特に不審にも思わず向かいます。

佐々木君の家に着いて車を停めたいのですが、
家の裏にあるブロック塀に囲まれた
駐車場・・・・

と言うか

ちょっとイメージして下さい。

ちょうど車が停まるスペースの
前後に壁、奥にも壁

言うてみれば、
ショーケースに入れるプラモデルのように
これは上からクレーンでも使わんと
停められんやろ?

どーすんの?

と思っていると、
佐々木君が出てきて、車を横から押します。

すると横滑りしたロードスターは
駐車場に収まりました。


なるほど、

それで軽量なロードスターなのか


と変に納得して、佐々木君を見つめると

この佐々木君とやら、
どこからどう見ても実在する小笠原君なのです。

でも夢の中でいくら考えても佐々木君なので
他人の空似ってやつかもな

と思いながら佐々木君と宴会場へ歩くのでした。


おしまい。


さて、恒例の夢占いですが

「怪鳥」・「怪獣」・「恐竜」などなど

これらが登場しても、想定されるのが
襲われるとか戦うとかばかりで

友達や助けてもらうと言ったシュチュエーションが皆無です。

当然なのでしょうか・・・

では視点を変えて、

「崖」「見上げる」「登る」では

「崖」と言うのは試練を現わしているようで
「崖を見上げる」で試練が待ってるという暗示
「崖を登る」で試練に立ち向かおうと言う意思の現れ

なのですが、

「崖を得体の知れん生き物の力を借りて登る」

ですからどうなんでしょうね(笑)