こんにちは!
金賢守(キム・ヒョンス)です!

 

 

エンジンのことを書いたときに「内燃機関」というワードがでましたが、それの反対で

「外燃機関」というものもあります。


今回は、この「内燃機関」「外燃機関」の違いを書いていきます。


まずは、分かりやすいものとして
内燃機関、外燃機関ともに、燃焼によって発生した熱エネルギーを動力へと変換する

熱機関で、その燃焼を動力部の「内部」で行うのか、「外部」で行うのかという

違いがあります。


それでは、それ以外の部分の違いについても書いていきます。


■内燃機関
エンジン内部で燃料を燃焼させ、爆発を起こしそれによって発生した熱エネルギーを

動力へと変換する熱機関。

代表的なもの:自動車のエンジン

内燃機関については、以前の記事も参考にしてください。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い


■外燃機関
動力部の外にあるボイラ内部で燃料を燃焼させて温水または蒸気を作り、動力部へと

伝えて蒸気の持つ熱エネルギーを動力へと変換する熱機関。

※ボイラ:水をボイル(沸騰)させ、温水または蒸気を作る機械。

      温水を作るものを温水ボイラ、蒸気つくるものを上記ボイラという。
      日本ボイラ協会

代表的なもの:蒸気機関車(SL) ※SL:Steam Locomotive

このSLで詳しく説明すると、
ボイラ内部で、燃料である石炭をガンガン燃やし、その熱で水を加熱・沸騰させて

蒸気を発生させる。そして、その発生した蒸気を動力部へ伝えて、ピストンを動かすことで

車輪が回転し動いています。

フリー素材:写真AC

 

 

あまり日常で出てくる言葉ではないですが、こうやって仕組みを知ることによって

それまでとは物の見かたが変わることが思いなと思います。

 

これからも気になったことを、いろいろと書いていきます。