金曜日にレポートを取りにはいったものの、

バスの中で妻に預けて以来、触れてもいない。

そして、それ以前からの不本意な均衡が続いている。

季節は急激に変わり、重く、グレーな空気が圧し掛かっている。


昨日は20時前に帰ってきた。

前日、少しキレてしまったのが効いたのか?

あるいは単につるむ仲間がいなかっただけかもしれない。

そうではない行動であればうれしく思う。

しかし、髪は金髪から銀髪に変わっていた。


すぐに飯を食うかと訊くと、まだ腹減らねぇと自室へと上がっていった。

不規則な深夜の食事が続いている。

身体が不自然なリズムに慣れてしまっているのだろう。


21時半頃になって、ようやく息子が動き出す。

妻が夕食を温め直し、食事の準備をする。

3人で食卓につき、取り留めのない会話。

不可侵領域を避けての会話。

どことなくぎこちない空気が漂う。


金髪から銀髪に変えた真意はどこにあるのだろう?

髪色の変化は心の乱れ。

これまで大きな転換点ではことごとく髪色が変わってきた。

銀は金より良いと書くという。

そうであって欲しい。


息子が抱える心の闇には何が潜んでいるのだろう?

息子の魂はどんな荒波に揉まれているのだろう?

出来ることであれば救い出してあげたい。

しかし、今はその闇に引きずり込まれないよう願うしかない。

その荒波に飲み込まれないように祈るしかない。


昨夜は久しぶりに当日のうちに布団に入れた。

しかし、私も不自然なリズムに慣れてしまったのか眠れない。

ブログのチェックなどをしながら、眠気を待つ。

いつしか眠りについたようだ。

気付けば朝になっていた。