昨夜の帰宅は23時半頃。
帰宅早々、部屋に籠った後、しばらくして浴室で何やらゴソゴソ。
どうやら髪を染める準備をしているらしかった。
わずかな期待が心をよぎった。
しかし、その期待は儚くもすぐに消え去った。
浴室から出てきた息子の髪は見事なオレンジ色。
やはり金曜日の登校は不調に終わったということだ。
もちろん、ここで爆発したら悪い方向に進むことは解っている。
込み上げてくる怒りを抑えて、「また染めた直したのか。」と一言だけ。
またまた月曜から登校しないという意思表示である。
なんと解りやすいんだろう。
このまま放置しておいて本当にいいのだろうか。
しかし、ここで口を出せば、また息子の進む先を示唆したことになる。
なんとしても自分で決断させなければならないと思う。
頭では解っていても、不安の影は一層濃くなり、心は落ち着かない。
朝になって、オレンジが更に鮮やかになっているように見えた。
朝食後、友人Cのところまで送れと言う。
流石に学校をサボって遊びに行くやつを送ることなど出来ない。
感情を殺して、冷静にその旨を告げる。
「別にいいけど...。」 ムスッとして部屋へ引き籠る息子。
この対応が正しかったかどうか自信はない。
これに反抗して今日は帰ってこないかもしれない。
しかし、何でもかんでも息子の言いなりになっていればいいとも思えない。
どこまで許容して、どこから許容してはいけなのか、正直解らない。
それはきっと誰にも解らないことだろう。
息子の一挙手一投足に一喜一憂しないように強くならなければいけない。
言動にともなう無言の脅迫にビビることのないよう心を鍛えなくてはいけない。
まだまだ長い時間、息子と対峙していかなければならないのだから。