前日から帰省していた娘と4人で朝8時半に出発。

我が家の墓は隣県にある。

途中で別行動の上の娘と、母を拾い、6人で墓に向かった。


息子は助手席。 髪の色を除けば、いたって普通である。

会話も割りと多い。

ただ、時折、仲間の悪さ自慢のような話が飛び出す。

またこいつスゲーだろと仲間と撮った写メを自慢げに見せる。

こういった行動にどこか幼さを感じる。


墓には父が眠っている。 他界して干支が一回りする。

父が生きていたら、今の息子を見てどう思うだろう。

自然に手を合わせる時間が長くなった。

どうか孫を救ってやって下さい。


昨年は母が怪我をしたり、子供たちの用事が色々と重なり、一人で墓参りをした。

3人同時受験だったので、その合格をお願いしたのを覚えている。

虚しさが胸に込み上げてくる。


墓参りの後、6人で私の実家に向かった。

この日は私の実家で一泊。


ついてない時はついてない事が続くもので、

帰り道、高速上で何やらタイヤから異音。

なんとかサービスエリアまで辿りつき、スタンドで点検すると

大きなボルトのようなものが突き刺さっていた。


墓参りの帰りに事故で一家全員死亡というニュースはありがちである。

事故につながらなかっただけでも、ついていた思うべきかもしれない。

しかし、そうなったら楽になれたかなという恐ろしい考えが頭を過ぎったのも事実。

パンクの修理をしてもらい、実家に向かった。


車中、心に思った人を質問して当てるとうスマホのアプリで盛り上がっていた。

息子が友達とやって、スゲー当たるという話をしたのをきっかけに

妻がすぐにダウンロードした。


私は運転していたが、途中、マイナーな人を想像してと促され参加した。

マンガのキャラクターなどでもいいらしい。

絶対に当てられないように思考を巡らしたが結構当てられてしまった。

そんな事でも多少は気を紛らわすことは出来た。 現実逃避ではあるが。


実家につくと母が寿司をとってくれ、みんなで夕食を食べた。

食後、籠る場所がないので息子は隅の方で携帯に没頭。

しばらくすると携帯が不調の様子。 電源が入らなくなったとのこと。

不機嫌になる息子。 でもどうしようもない。

布団が敷かれた二階へと上がっていった。


それ以外の家族はテレビで「踊る大捜査線」の映画を見始めた。

映画が終わって、二階に様子を見に行くと、息子も見ていた様子。

「何だ同じの見てたのか?」との問いかけに応答もなく、ソッポを向く。

結局、昨夜はそのまま寝てしまった。

携帯が使えないのでやることもないのだろう。


金髪で眉のない息子の寝顔。 色んな思いが湧いてくる。

前回、お盆に帰省した時にはまだ夏休みなので、

私の心にもまだ多少の余裕があった。

2学期からは学校に行ってくれると信じていた。

実際、そのような話を息子もしていた。


今、学校に行かずに毎日遊び暮らし、学校を辞めたいという息子。

お盆の時より、確実に状況は悪化している。

底を打つ日はいつくるのだろう?