昨日は残念ながら学校関係の動きは無かったようだ。

昼休みに自宅の前を通った時には

玄関前の階段に友人Cが座り込んでスマフォをいじっていた。

二人で連れだって、学校へ行けばいいのにと思いつつ、

そのまま通り過ぎた。


やならくてならない事はたくさんあるが、仕事は煮詰まっている。

アイディアが閃かない。 要求をどうやって実現しよう。

今の仕事は頭脳労働。 いっそ肉体労働に転身しようか。

でもこの年ではその気力も湧いてこない。


妻は仕事で先日息子達を連れていったA市に行っている。

帰りは21時を過ぎると聞いていた。

夕食どうしようかと考えつつ、帰宅。

玄関の階段の脇に息子の自転車が停まっている。


家に入ると息子は部屋でゴロゴロしていた。

珍しいな、体調でも悪いのかと声をかける。

別に。 飯食ったら出かけるよと息子。

寿司でも食うか? 寿司って気分じゃないと息子


じゃあ、何か食べたいものあるか?

面倒なもん作るの嫌でしょ、野菜が食いたい、野菜炒めでいい。

息子のリクエストに応じて、冷蔵庫の中を物色。

キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、豚バラ肉、肉野菜炒めを作った。


食事に降りてきた息子が、やっぱり出かけない事になったとポツリ。

どうやら仲間にふられたようだ。 相手だって偶には用事もあるだろう。

そう毎日、息子とつるんでばかりもいられないと思う。

睡眠不足だろうから、たまには早く寝た方がいいなと息子に言った。


我が家は基本みんな面倒くさがりなところがある。

夏場はほぼシャワーで済ませてしまう。

しかし、最近はだいぶ寒くなってきている。

食後、息子が風呂に入りたいと、バスタブの掃除を始めた。


そういえば、この春まで風呂の準備は

子供達3人での持ち回り当番になっていた。

昨日は私だった、いや俺がしたとよく揉めていたっけ。

そんな些細な揉め事も今となっては楽しい思い出。

そんなところにも息子は寂しさを感じていたかもしれない。


20時半、妻から迎えの依頼メール。 A市から高速バスで帰ってくる。

迎えついでに酒でも買ってこようと思う。

普段はいつ車を出すことになるか解らないので酒は飲めない。

もちろん、痛風で薬を飲んでいるということもある。

久しぶりに息子が家にいるので、偶にはいいだろう。


妻を連れて、家に戻る。

しばらくして、息子が準備してくれた風呂に入る。

痛風のためビールは避けて、缶チューハイを買ってきた。

一気に飲み干す。 家で飲む酒は久しぶりだ。


私自身、寝不足が続いていたので早めに布団に入る。

直前に息子の部屋に おやすみ と顔出す。

息子はベッドに横になり、スマフォと格闘中。

たまには早く寝た方がいいぞと声をかかる。

ああ と目を合わさずに応えた。

学校のことも聞きたいところだが、グっと堪えて部屋を後にした。


食事中、最後の確認をしていた。

通信制高校にお金を振り込もうと思う、本当にいいんだよなと。

一瞬口籠った後、ああ とポツリ。 歯切れが悪かった。

不安が心の中で膨らみ、なかなか寝付けない。

しかし、もう後戻りは出来ない。

今は息子を信じるしかない。