昨日は18時半頃に帰宅。

玄関脇に息子の自転車がある。


妻は既に帰宅していた。

息子は部屋で寝たきりになっていると言う。

部屋へ顔を出し、体調が悪いのかと声をかける。

別にと、相変わらず目を合わせずに一言。

見たことのないシルバーのPSPでゲームに興じている。


息子のPSPは黒。

まともだった頃にゲーム依存が酷過ぎて没収したままになっている。

その後、友人Bから借りたと別のPSPを入手した。

それも没収した。 まだ高圧的に息子に接していた頃だ。


それどうしたんだ? 息子に尋ねる。

この間、友人Cが置いていったと言う。

昔にように高圧的に対応することは今は出来ない。

どう対応するべきだろうか? 良い対策が浮かばない。


またゲーム依存症が再発して、引き籠りになることが懸念される。

もしかすると出かけなかったのはゲームのためかもしれない。

ゲームは麻薬と一緒である。

大人がやっても面白いものを、子供が我慢できるはずがない。


息子が転落を始めてから、ゲームという要素は表立っていなかった。

やっかいな要素がひとつ加わってしまった。

私も学生時代、ドラクエやFFなどにハマっていた時期があった。

麻薬性が強いのは自分の経験からも確かである。

これも見守っているしかないのだろうか?


先日、息子がキムチ鍋が食べたいと言っていた。

鍋は家族が揃っている時が望ましい。

深夜に帰って、一人で残り物の鍋を食べるのも寂しいだろう。


階下に降りて、妻と二人で鍋の準備を始めた。

予定していたわけではないので食材が揃っていない。

冷蔵庫の中の在庫一掃のようなキムチ鍋になった。

息子は白菜がないとぼやいていた。


食事が終りかけた頃、玄関のチャイムが鳴った。

来客がある時間帯ではない。

玄関を開けると、そこには友人Aと友人C。

うちに仲間が来ることは珍しい。 親の在宅中に来るのは始めて。

食事もそこそこに3人は息子の部屋へと入っていった。


妻はこれまで友人Cとの面識がない。

どうしても話がしてみたいと言う。

止めといた方がいいんじゃないかという私の言葉など聞かない。

菓子とジュースを持って、息子の部屋へ入っていた。


時間にして数分だったと思う。

無理して明るく振る舞う妻の声が漏れ聞こえてくる。

仲間達も明るく対応してくれているようだ。


1時間ほどして、ちょっと出てくると3人で家を出て行った。

息子のちょっとは多くの場合、ちょっとではない。

時間は20時半過ぎ。 また午前様かなとため息が漏れる。


妻にどうだった?と訊く。

部屋に入ると既に友人Aがタバコを吸っていたという。

作り笑いで、うちは禁煙なんだけどと言うと

友人Cが俺は吸ってないですよとオドケて答え、

友人Aもサーセンと言いながらその場で揉み消したらしい。


息子は早く出ていけオーラをかもし出しながら、

俺の部屋はいいんだよと嘯いていたとのこと。

そのオーラに耐えつつ、少し粘ったと言っていた。

友人Cと話がしたいという妻の気持ちもよく解る。

結果オーライだろうか。


息子の帰宅は23時半過ぎ。

予想に反して、午前様ではなかった。

就寝前におやすみと息子の部屋に顔を出す。

息子はベッドでPSPに夢中になっていた。

早く帰ってきたのもゲームがしたかったからかもしれない。


友人CはPSPをそのまま放置していった。

そもそも友人Cのものではないのかもしれない。

堕落生活を助長する要素が増えてしまった。

どう対応するべきだろうか?