土曜日は下の娘のところへ行くことになっていた。
新しいアパートの契約のため。
営業開始時間は10時。それに合わせて娘のアパートへ向かう。
出かける前に息子の部屋を覗いたがまだ熟睡していた。
娘は松葉杖こそ返却したものの、まだ固定器具を付けビッコを引いている。
保険が下りるので関連書類もクリアファイルに入れ持参した。
また先日娘のプリンタが故障し、修理上がりのプリンタも持っていった。
娘のアパートに到着。
クリアファイルをプリンタの上に乗せ、車から抱え降ろす。
そこへ予期せぬ突風。
保険関係書類がクリアファイルごと空高く舞い上がる。
プリンタを抱えていたため、咄嗟に追い掛けることも出来ない。
空中でクリアファイルから解き放たれ、花火の如く方々に散らばる書類。
プリンタを車に戻し、種類が飛んで行ったと思われる方向へ向かった。
元々、何枚あったか覚えていない。
一通り、探し出したつもりだが、揃っているかどうか解らない。
保険屋に再確認にしなければならなくなった。
新しいアパートの契約を済ませる。
いい部屋ネット。来月には引っ越しだ。
息子にも手伝ってもらわなければならない。
自宅に戻ったのは15時過ぎ。
友人Bが遊びに来ていた。
私の帰りを待っていたらしい。
夕方、友人Cのバイト先に送ってくれという。
18時頃、送ってくれと息子が私の部屋に顔を出す。
いつの間にか友人Aも増えていた。
3人を乗せ、友人Cのバイト先へ。
迎えもよろしくと当たり前のような顔で息子は降りていった。
19時頃、息子から電話。
今日はこのまま友人B宅へ泊っていいか?と。
泊まる、ではなく、泊まっていいか?
少しは良い方向へ向かっているのだろうか?
それとも迎えを頼む手前、私のご機嫌伺いだろうか?
20時頃、息子から迎え要請のメール。
車を走らせ、待ち合わせのドン・キホーテへ。
ドン・キホーテは友人Cのバイト先のすぐそば。
到着すると行きと同じ3人が車の乗り込んできた。
3人を友人B宅に降ろし、自宅に戻る。
妻は出張。子供たちは誰もいない。
自宅で一人きりになるのは結婚依頼かもしれない。
少し前から上の娘と連絡がつかないでいた。
用事があって先週の木曜日に連絡をしたのだが捕まらない。
すぐに返事をくれとメールをしても梨のつぶて。
最近は変な事件も多い。
一人きりの夜、不安は急速に広がっていく。
翌日曜日、娘に最終手段のメールを打つ。
今日中に連絡つかなかったら職場に電話するぞと。
すぐに娘から電話が来た。
とりあえず安否は確認できて一安心。
要件を伝えるとすぐに電話は切られた。
娘も夏には23歳。都会で楽しくやっているようだ。
親なんかウザいだけだろう。
当然親には言えないような秘密もどんどん増えているだろう。
それは至極当然。こちらがもっと子離れしないといけない。
そうは思うが、連絡がつかないとやはり心配になる。
一言返事をすれば済む事。1分とかからないだろう。
何故、それが出来ないのか理解できない。
上の娘も息子と同じ頃には一悶着あった。
今は年齢的なものもあって落ち着いてはいるように見える。
しかし、本質は変わっていないのかもしれない。
昼過ぎ、妻から帰りの時間と迎え要請のメール。
17時帰着予定。
それに合わせ、15時過ぎた頃から夕食の仕込みを開始。
あらかた仕込みを終え、16時半頃、迎えに出た。
18時過ぎ、まる子ちゃんを見ながら妻と2人で食事。
息子から何の連絡もない。
出張土産を息子に見せたい妻はしびれを切らせ、22時頃息子に電話。
珍しく電話には出たようだ。
23時、息子から迎え要請の電話。
妻はあきらめて既に寝室へと二階へ上がってしまっていた。
友人B宅まで車を走らせる。
自宅に戻り、食事を温め直していると妻が下りてきた。
音を聞きつけたのだろう。
それほど興味を示していない息子相手に出張土産を広げ始めた。
土産と言えばどんなものでも大喜びだった幼い頃が懐かしい。
翌日からいよいよ勝負の一週間。
本人ももう後がないのは解っていると言っていた。
残り、6教科。頑張れ。