昨日は東京に出張していた。

帰宅は23時少し前。

娘は入れ違いに出発し、家にはまた妻と息子と3人。


帰宅すると息子は浴室で何やらゴソゴソとしている。

黒にするんだって、今手伝わされたところと妻が言う。

どんな心境の変化があったのだろうか?


しばらくして浴室から息子が出てきた。

黒髪ではない。

しかし濃い目の茶髪。 焦げ茶。

赤や金髪よりは落ち着いた感じがする。


この日、娘が息子を連れて妻の職場近くまで出向き、

3人でランチをすると出かける際に聞いていた。

その時の様子を妻から訊く。

食後、娘の新幹線までの時間に

娘が息子に新しい財布を買ってあげたらしい。

その後、解散し、息子は友人A、Cと合流したとのこと。


街でぶらついていた時に2才上の先輩とたまたま会ったと息子。

誘われたから翌日は朝から出かけるという。

これで今週は一度も学校に行かないことが決定した。

息子が妻に6時に起こしてくれと頼んでいた。


この先輩は面識はないが、夏休みにも一度誘われたことがある。

この時には別の成人している仲間も一緒で深夜3時過ぎまで帰ってこなかった。

先輩は現在高3。 隣の市の公立高校に通っている。

朝早いということは、家には学校に行く振りをしてサボるのだろう。

成人の影もちらついていて、心配は膨らむ。


昨日、妻の実家にも顔を出したとのこと。

息子はそこで義母から小遣いをせしめたらしい。

どんなになっても孫は可愛いのだろう。

しかし、それによって先輩と遊びまわる金を得てしまった。

無駄遣いせずに大切に使って欲しいのだが。


妻から更に息子との会話の内容を聞く。

将来、友人Cと美容師の専門学校に行こうかと話しているらしい。

じゃあ、高校は卒業しなきゃねと妻が言うと、

大丈夫大丈夫、レポート出してれば卒業できるからと息子。

しかし、そのレポートは受け取ってからまだ一度も触ったことはない。

土曜日に届いた教科書も荷解きしいまま一週間になる。


考えが甘い。 行動もともなっていない。

しかもここでもやはり友人と一緒。

自分1人で歩む勇気はまだ持ち合わせていない。


しかし、全く何も考えていないわけではなさそうだ。

他にも私は見た事がないが「ハングリー!」というドラマがあるらしい。

そのドラマのように友人A、友人Cなどとレストランをやるとか…。

妄想であろうと、何であろうと漠然と何かは考えているのだろう。

今はそれを小さな明かりに見守っていくしかない。


髪色を落ち着かせたことも良い傾向である。

なかなか1歩を踏み出せないがバイトもしたいと思っているらしい。

しかし、一喜一憂はしない。

男なのに、秋の空のようにコロコロと心が変わっていく。

このまま良い方向へ変わっていくことを願ってやまない。


妻は今日から仕事で2泊3日の出張。

明日は土曜日。 つまり息子だけでなく、他の子達も休み。

先輩から無事に帰還してくれるといいのだが…。

今夜も1人でモンモンと帰りを待ち続けるのだろうか。