息子は友人Bのところに外泊でいない。
グダグダしながら昼過ぎまで布団の中で過ごした。
最近、気力が落ちてきている。
必要なこともやり出すまでに時間がかかる。
こんなところも、そのまんま息子に受け継がれている。
今週水曜日、上の娘が帰省する。
おそらく冬物の衣類を取りにくるのだろう。
春先バタバタと家を出て行ったので部屋は荒れている。
途中何度か帰省したが、片付ける時間はなかった。
昼食後、娘の部屋の片づけを始める。
娘の持ち物ではあるが懐かしいものがたくさんある。
まともだった息子の、家族の想い出が宿っている。
自然と目が潤んでくる。どこで間違ったんだろう?
娘の部屋を片付けること3時間。
数々の想い出達が整頓され、ただ黙って私を見つめている。
綺麗になった部屋は乱雑な時よりも寂しさを漂わせていた。
夕方、18時過ぎに息子から電話。
今日も早いなと思ったが、友人Cのバイト先まで送ってくれとの電話。
更にそこで飯を食うから、千円くれとも。
財布を落として、金がないことは解っている。
友人B宅へ迎えに行き、友人Cのバイト先まで送る。
降車時、不本意ではあるが野口英世を一人渡した。
仲間たちは息子とつるんでいない時は
バイト、学校、レポートとそれぞれやるべきことをやっている。
仲間を渡り歩き、何もしていないのは息子だけ。
自宅に戻ると妻はリビングで横になっていた。
夕食の準備に入る気配はない。
とりあえず米だけ磨ぎ、パソコンの前で時間を過ごした。
19時半過ぎ、階下へ降りて行くと妻もようやく起き上った。
息子の分は必要ないので、食事を作る気力が湧いてこない。
簡単な焼き物と揚げ物で食事を済ませた。
21時半、息子から迎え要請の電話。
友人Cのバイト先に到着すると、友人Aとともに出てきた。
戻ってきたとたんにベッタリである。
テキヤのバイトから直行なのか、大きなバッグを持っていた。
車に乗り込むや否や、中学生Bの犬が居なくなったと言う。
これから探すの手伝うからX公園で降ろしてくれと。
時間は既に22時、こんな真っ暗闇で探したって見つかるわけない。
しかし諭しても聞くはずもない。
X公園で2人を降ろした。
23時半、息子が帰宅。結局、見つからなかったようだ。
この一件で日頃から中学生Bとつるんでいることが確定的になった。
受験シーズンはもうすぐ。
一緒につるんでいれば高校生が悪者になる。
年長者とつるむのも心配であるが、年下との関係も別の意味で心配。
また新たな一週間が始まる。
一日でも学校に行ってくれるだろうか?
土曜日に届いた新しい教科書は荷解きされていない。