昨日は妻は午前中だけ仕事。
息子を起こして、前日のカレーの残りで朝食。
気丈だった妻も最近は気力がかなり落ちている。
朝もなかなか起きられないようだ。
1学期は毎日息子のために5時半に起きて弁当を作っていた。
気力が激減してしまう気持ちもよく解かる。
本当は弁当を作りたくてウズウズしているはずだ。
先週は妻には何も言わず、朝食を用意した。
今、妻にしてあげられることはそれくらいしかない。
今まで早起きして息子の弁当を作っていた妻を労うこともなかった。
これまでのせめてもの罪滅ぼしである。
息子は宣言通り、泊まりで出かけるらしい。
入念に金髪の頭をセットして、10時過ぎに出かけていった。
友人Cのところに泊まるとのこと。
実際何をするのか解からないが、信じる以外にはない。
昼過ぎに妻が帰宅。
一緒に昼食を食べている最中にテレビで映画のCM。
踊る大捜査線 THE FINAL。 妻がこれ見たいと一言。
息子はその日は帰ってこないことが解かっている。
じゃあ行こうと、早々、ネットでチケットを予約した。
思えば、結婚以来、妻と二人だけで映画を見るのは初めてだ。
結婚してすぐに子供が出来たので、新婚生活らしい、新婚生活はあまりなかった。
映画を見なかったわけではないが、
ポケモンやら、ハリーポッターやら、いつも子供と一緒だった。
ポケモンに夢中だった頃の息子のことが偲ばれる。
本編開始前のCMで「つなぐ」という映画の宣伝。
死んだ人にもう一度だけ会えるという内容の映画らしい。
もう一度会いたい人はいますか? スクリーンの中から呼びかける声。
可愛かった頃の息子に会いたい。 そして謝りたい。
こんな風におまえを変えてしまった父を許してくれ。
しばらくして、本編開始。
上映中はそれでも集中して見ることが出来た。
ほんの2時間程度だが、頭を無に出来たような気がする。
しかし、上映が終わって明るくなった館内で見かける親子連れ。
やはり心が痛む。
夕食は帰りに弁当を買って済ませた。
夜にはテレビでまた「踊る大捜査線 レインボーブリッジを閉鎖せよ」。
二本立てである。
妻は少しはリラックスできただろうか?