なるべく早く帰るといっても家に着くのは日付が変わる頃、休みも月に3~4日。


それでも新しい家族と幸せな家庭を築きたいと思い、休みの日には食事を作ったり、妻の実家に行って義父との会話を楽しんだり、良き夫であるために時間を費やしました。


それでも妻はパチンコ店に通い続け、帰りもボクに負けないくらい遅くなっていました。


クリスマスも迫ったある夜、体調を崩していつもよりもさらに早く帰宅しました。


真っ暗な部屋の電気をつけひらめき電球、着替えてベッドへ。

寒気に震える体を布団で包みカゼ、妻の帰りを待ちました。


妻が帰宅したのは深夜。酔っ払って上機嫌ビール

機嫌のよい妻を見て、切なくなるのを感じました。


「明日、話があるから、俺が帰るまでには家にいてくれ」

そう一言告げて妻とは別のベッドへ戻る。


次の日、体調は悪くても休むわけにも行かず出勤。

何とか早く帰宅して妻と話をしました。


「今の生活・・・どう思う?」

「うーん・・・」

「結婚ってこんなもんかなぁ?」

「・・・」

「もう一度ちゃんとやり直せるか?」

「・・・」

「俺はどうしたらいい?」

「・・・」

そんな会話にならない会話をしてボクは禁断のあの言葉を・・・


「別れようか」


すると妻は


「少し考えさせて」



『考えさせて』という言葉にボクの気持ちはかたまっていましたが、数日、答えを待つことにしました。


当時の勤務地は渋谷で、クリスマスクリスマスツリーは私の仕事は忙しく、到底休むことなどできない。

クリスマスイブがあけて朝方帰宅。

妻は起きて待っていました。


「この前の答えなんだけど・・・」

「あ、うん・・・」

「もう1年前には戻れない・・・」

「そうだな・・・」



クリスマスツリークリスマスの朝、離婚することが決まりました。


その頃の住まいは、妻の父親が会社の以前事務所として使っていたマンションだったので、ボクが出て行くことにしました


離婚が決まってからは、お互いに肩の力が抜けたのか、以前よりもフレンドリーな関係になっていました。


それでも年が明けると、ボクは不動産屋さんに通い、部屋探しを始めました。

やがて新居が決まり、出て行くことに。


「今度の公休に出て行くよ」


離婚届も書き終え、少しの荷物だけ持って、10ヶ月暮らした愛の巣をあとにしました。ドア

新居に向かう途中、区役所に寄って離婚届を提出。


日付を見ると1月24日・・・ボクの誕生日でした。ガーン


皮肉にも、会社のスタッフが新婚1年目のボクの誕生日を気遣ってくれた休みの日でした。


実家を出た日も、妻と別れた日も誕生日ケーキ


家族との別れはいつも誕生日。


その日から1月24日を独立記念日フラッグと呼ぶことにしました。


つづく・・・