羽田空港には通算約7年勤めました。

本当にいろいろな人にお世話になったので、去っていくのはとても寂しかったのですが、この会社にいてもビッグになれないことは薄々感じていました。(年功序列なので)


新しい仕事は、基本給+歩合『飛び込み営業』

会社や工場、商店などに通信機器のリースを斡旋する仕事です。


この会社がまたしてもボクに試練を与えます。


入社してすぐに「研修」が始まりました。

研修会場は・・・!!


空手道場柔道


すさまじいシゴキが待っていました。あせる


1週間の合宿が終わる頃には全身アザだらけ。ショック!

何でも、営業は気合と根性と忍耐らしい。


営業に出てもなかなか売れない日々。

1日100軒飛び込んでも話を聞いてくれるのが7~8軒。

契約してくれるのは1軒あるかないか。


伝票を持って帰らなければ厳しい追及が待っています。


「すいませんっ!本日伝票あがってませんっ!!」

「んぁ?てめーなめてんのか?営業の仕事って何だ?」

「売ることですっ!」

「じゃぁ、今日てめーは1日なにしてやがった?コラ!」

「営業まわってましたっ!」

「だったら伝票はどこにあんだよ、ゴルァ!!」


事務所には終始叫び声。長いときには3時間以上にも及ぶ。DASH!

その間にも胸部、腹部、足などにケリパンチが飛ぶ。パンチ!


それでもいい月は月収で100万を越える。


落とし穴がありました。


安売りした分、接待費や交通費、その他すべての経費は自分もち。

気がつけば、何枚か持っていた月のカードの支払いが合わせて180万


支払いができず、消費者金融へ・・・


そんなことを繰り返すうちに気付けば借金470万

やばい、この会社にいたら潰される。


退職願を手に社長のもとへ。


「ぁんだと!ゴルァ!!」プンプンDASH!


震える右手で書いた退職願点火メラメラ


それでも退社の決意は固い。


何度も持っていくが、そのたびに殴られ、退職願は破かれたりシュレッダーに入れられたり。ドンッ


・・・逃げるしかない。


仕事をバックレルのはいけないと思いつつも、営業に行きますと言って・・・走る人あせる



借金を抱える身で無職はありえません。

すぐさま就職活動スタート。


高卒で資格も無く、しかも右手が不自由なボクを採用してくれる会社はなかなか見つかりません。


右手のことは黙っておこう。


そして・・・【採用です】打ち上げ花火(後に運命の会社と気付く)


それでも給料では足りません。がま口財布


・・・親に頭を下げるか。


断腸の思いで実家に電話電話すると、どこかで聞いた女性の声




「おかけになった電話番号は、現在使われておりません。もう一度お確かめに・・・」



「???」


「なんでだ!?」


実家を出て5年、そういえば1度も連絡しなかった。

兄は?兄貴の連絡先は?


手がかり掴めず・・・


生き別れた・・・


そして退路は断たれた。


もう進むしかない。

会社はアルバイト禁止・・・


「でもそんなの関係ねぇー、そんなの関係ねぇー」


ということで時間のある限りひたすら働きました。あせる


つづく